2011/06/14

聴覚についてのお話。

二年前に検査した聴力検査のグラフが出て来た。

×は左、◯は右耳です。

青の線は20代までの平均聴力
赤の線は30代〜40代までの平均聴力
…だったかな?!w

僕の場合、右は鼓膜破れで軽度の難聴です。
特に中低域の感覚が弱く、男の人の声は認識できるけど、何をしゃべっているかわからないです。

しかし左耳はそれを補うように地獄耳です。10代よりも若い聴力だそうです。





人間の耳は、左耳の穴の形状は音がふくよかに響く形状になっていて、右耳の形状は高域が聞こえやすいように響く形状になっているそうです。
なので、言葉を理解するには、右耳の方がさ行、た行の認知能力が高いと予測されます。


そして骨伝導での音の伝達もあります。
これは、鼓膜に影響を受けずに、直接内耳に届くメリットがあったはずです。うろ覚え。笑

自分の声が他人と違って聞こえるのはこの影響ですね。
先ほどの写真の1番下のグラフは骨伝導の数値がありますね。


僕の場合、右耳は骨伝導に頼っている事がわかります。
結果、僕の耳は人とは違った音色で音を認識しているという事になります。
そして左右が極端なバランスで成り立っているので、音の位置感覚もずいぶんとずれています。

20歳くらいまではハンディキャップだと思ってましたが、今はその耳の能力を理解してどうすれば他人と同じようなバランスに聞こえるか勤める事と、そのバランスの悪さを武器にコントロールする技術を磨く事で、僕以外には表現出来ない音を作る事が出来るのではとも思っています。

なので、この耳で音楽をやっている事にリスクよりもメリットを感じているのです。


ですが、飲み会や雑音が多い場所での会話にはかなりのフラストレーションを感じます。
え?なに?って聞く事が多々あるのはこのせいです。
相手にもフラストレーションを感じさせて申し訳ないのです。

そのため、僕は人と話をする時はその人の右側に立つ、つまり左耳で話を聞くように心がけています。
僕から「場所代わって」という事もあります。
それは、そこにいる人の話を聞きたいからお願いしています。

という事で、なんとなーくご協力よろしくお願いします。

基本的に好い加減な相槌と、人よりワンテンポ遅れて笑った時は、話を理解していないと思ってくださいな。笑

要するに、僕の悪口をいう時は、右側なら聞こえないよーというアドバイスです。
しかし、左耳は地獄耳なので、拾っちゃいますけどね!笑



最後に。

耳は目と違って24時間、生涯フル稼働しています。
目よりも位置感知能力は優れています。
目よりも記憶や正確に影響を与えるのは聴覚とも言えます。
そして、人の耳はそれぞれ違う聞こえ方をしています。

自身の聴力を理解してうまく付き合って、より良い毎日をお過ごしください。

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